永遠に恋して
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〜類〜
スイスから帰りはトスカーナに向かった。
別荘には予想していたが両親と田村が待っていた
麗
「つくしちゃん スイスは楽しかった?」
つくしの顔を見るなり独占しようとする母親…
つくし
「はい。とても!
あ!お土産届いてますか?」
先に送ったお土産をサビーナが持って来てくれた。
世界中どこに行っても親にお土産なんて買って来たこと
なかったから、両親は嬉しそうに受け取っていた
つくし
「田村さんにもあるんですよ!
でも…日本に送っちゃって…ごめんなさい。」
類
「いいんだよ、田村がこっちに来てるって俺も
聞いてなかったんだから!
まさか ここでも働かせる気?」
田村
「申し訳ありません。
イタリア支社で小さなトラブルがあり2日前に来ました。
解決したのですが、社長にせっかくだからトスカーナの
葡萄を確認してから帰国しなさいと言っていただいたので…
明日、専務と一緒に周る予定です。
その分、帰国した次の日はお休みしていただけますので」
え!無理…
と、思ったけど帰国して休める方がラッキーだから我慢
類
「わかった。
もう収穫が始まっていると思うからワインの出来も聞ける 」
慶
「そうだな…ついでにワイナリーもまわってもらおう。
打ち合わせしてもいいかな?」
父さんに促されて書斎に移った…
この流れはつくしに聞かせたくない話があるんだろうと
予想がついた。SPの事もあったし…
類
「やっぱり何かあったの?」
慶
「まだ確かな事はわからないんだが…
司君の記憶が戻ったかも知れないんだ。」
類
「え? いつ?」
慶
「ケネディ社長を空港まで送っただろう?
あの時に見たそうなんだ…
『牧野』と叫んでお前達に近づこうとした司君を」
類
「あの時、空港にいたんだ…気づかなかった」
慶
「睡眠薬でも打たれたらしく車椅子に乗って
意識が無いようだった…と言ってた。
NYの道明寺邸はケネディ社長が見張ってくれている。
司君は変わりがないようだ」
類
「そう…
思い出したなら黙っているはずないんだけどね…
あいつは絶対につくしを取り返しに来る。」
慶
「空港でお前達が一緒の所も見てるし…
今の記憶があるならバカな事はしないとは思うが」
父さんは高校生の頃の司を知らない…
類
「司にとってつくしは忘れるくらい好きな女性なんだ…
もし思い出していたら相当後悔してるだろうね
2人をずっと側で見て来たから俺にはわかる
司はつくしを諦められないよ… 」
慶
「類は自信がないのかい?」
類
「つくしを愛する気持ちは司に負けない!
つくしの気持ちも俺にあるって信じているよ
そこに不安はない。
司が正々堂々と俺たちの前に現れて
つくしに謝罪してやり直したいと言って来るなら
俺もちゃんと自分の気持ちを話す。
心配なのは…
司がつくしだけしか見えなくなっていたらって事。
バカな行動をしないでくれるといいと思う。
つくしが悲しむ顔は見たくないんだ… 」
慶
「しばらくはつくしさんを1人にしないように
志乃にも伝えておく。
つくしさんにはどうする?」
つくしはきっと話しても「そう 思い出したんだ 」
くらいの反応だと思うけど
類
「ちょっと考えさせて…
あきらと三条に先に話した方が良いかな
三条にはまた助けてもらう事になるな…」
慶
「あのお嬢さんなら安心出来る。
類…あんまり考えすぎるなよ」
類
「そうする」
いつかはこの日が来ると思っていた
司…俺は負けないよ
こんばんは
司も今回はかなり本気ですからね〜侮れません笑。
怖かったです
テレビで今後の余震余震って言うんで不安になります
仕方ないけど、精神的にきますよね
こんばんは
そうなんです…今回の司は侮れません。
2号君に彼女!衝撃笑
もうそんなお年頃なのね。
こんばんは
司も今回はかなり本気ですからね〜侮れません笑。
怖かったです
テレビで今後の余震余震って言うんで不安になります
仕方ないけど、精神的にきますよね